2025-08-30
県北地域で香辛料の原料のさんしょうを乾しいたけに次ぐ特産品にしようというプロジェクトが進められています。
8日は、さんしょうの実の初めてとなる収穫が高千穂町で行われました。
プロジェクトを進めているのは、日之影町や椎葉村など県北の合わせて6つの町と村の農家と、大手食品グループです。
8日は、関係者およそ20人が初めての収穫のため高千穂町の農場に集まり、ハサミを使って、さんしょうの木から実を刈り取りました。
この地域では乾しいたけの生産が盛んですが、もうひとつ、新たな特産品を作ろうと、3年前から大手食品グループの協力を得てさんしょうの栽培を始めました。
しいたけとは収穫期がずれているほか、実を乾燥する際にしいたけ用の乾燥機を有効活用できることが決め手となったということです。
大手食品グループでは、今後、農家から納入された実を使って香辛料の商品化を進め、再来年からの本格的な販売を目指すことにしています。
親の代から50年以上乾しいたけを作っている飯干公昭さんは「重い原木を運ぶ必要があるしいたけと違い、高齢の母親でも作業ができて、収入につながるのは期待が大きい」と話していました。
ハウス食品グループのスパイスバリューチェーン調達・生産戦略本部の岡本雄一部長は「収穫したさんしょうには、かんきつ系のさわやかな香りとワクワクするしびれを感じた。高千穂郷のさんしょうの魅力をグローバルに発信していきたい」と話していました。
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